ティーイングエリアなどで自分の順番になり、プレショットルーティーンに入ってから同伴者の素振りや、クラブを片付ける音が気になってイメージが薄れてしまうことがあります。
マナーは大切ですが、18ホールを気持ちよくプレーしたいので、相手の同伴者を責めたり、一度口にしてしまったら一日気まずくなってしまうので言えずに終わってしまうこともあります。
ゴルフ場での音は、同伴者だけでは無く、芝刈りの音や後続の組の話し声などもプレショットルーティン中には気になるものです。
音は神経科学者のセス・ホロウィッツ博士によると100万分の1の速さで感知されるそうです。
思考よりも速く、脳・身体・心に非言語レベルで感知されるため、無意識レベルでの影響が大きいのは現実です。
自分の好きな音楽や自然の音、小鳥のさえずりのような癒し系の音ならば感じるイメージも真逆のものになりますが、騒音と認識される音が感知されてしまうとイメージや集中力の低下は妨げられてしまうのは現実です。
各界のトップアスリートは様々な環境で自分の実力を発揮できるように訓練され、また研究されています。
私たちのプライベートを楽しむラウンドでの音に対する対処法
「自分で音を立て意識を変える」方法です
など、音には音で対処する方法もあります。
当然、他のプレーヤーに聞こえない程度の、自分が同伴者に迷惑かけない程度の音で意識を変えます。
理想はプレショットルーティンの中に、ドライバーで軽く地面を叩き自分にスイッチを入れたら、音『少しくらいの音では絶対に気にしない』と自分の心で決めて(そのつもりになる意識)集中するきっかけを作る事です。
集中の持続時間はほんの8秒という実験結果も出ています。
ルール改定で40秒以内にショットするというルールになりましたが、集中力の持続時間8秒を意識したプレショットルーティンを確立させて、その中に自分のスイッチを入れるきっかけとなる、
「自分で音を立て意識を変える」
方法を取り入れ、利用されてはいかがでしょうか。