10数年前からゴルフ場の予約サイトやアプリでもある程度のスコアデータや、GPSの計測機を使用してのコース上の軌跡や、フェアフェイキープ率、パーオン率等はデータとして保存して、自分で確認出来ますが、スコアカードを利用して、自分のショットを分析したり、マネージメントを再検討、これからの課題を見直すスコアカードの付け方をご紹介します。

全ホールを5ストロークでホールアウトした設定です。
Par5、Par4、Par3、の枠にパッティングの数を記入します。
パッティングは2パットでホールアウトしていれば、良いプレーですから、パット数だけ記入します。
パッティングで、このミスは嫌だなと思ったパッティングは記入します。
例えば 1p、下s3y ov等と記入しておきましょう。
1打目のパット、下りのスライス、3y オーバー
オーバーなら ov ショートなら s と打ち過ぎたパットか、しっかりヒット出来ずショートしたパットか、後に練習の課題になるポイントです。
1打目のティーショット、
フェアウェイならば、1D° ラフでおさまったが、あまり良いショットでは無かった場合、1D✖︎ ラフだが、イメージに近いショットを打てた時は、1D△ OB なら1DOB、池なら1Di、1ペナなら1Dp、OBで前進ティーからのショットの場合は、2打目、3打目を飛ばして、4、6i(4打目6番アイアン)と記入します。
もっと細かく左右のブレを記録する時は、左のラフに行った時は、△1D、右のラフは1D△と、印を左右に記入すれば、ドライバーのミスがスライスが多いか、フックが多いかなど後で確認出来ます。

2打目のグリーンを狙うショットでの記入例です。
スコアカードの1ホールの 2、7✖︎はグリーンを外して自分の意図しない、完全なミスショットの場合です。
2ホールの 2、pwBは、2打目ピッチングウェッジ バンカーです。
クラブの表記は、ユーティリティー=3UT フェアウェイウッド=3w、5wです。
2打目でグリーンオンした場合は、〇で、使用クラブを囲みます。
各クラブどのクラブを使用したかを記入すると、2打目でグリーンオン出来なかった3打目のアプローチの使用クラブと、アプローチの寄せワンの回数、チップショット、ピッチショット、どちらがパーセーブする確率が高いか、どのようなアプローチの練習をした方が効果的か、等も再確認することが出来ると思います。
ランニングアプローチの種類なども、例えば、58°、56°しか使用していないようならば、PW,9I,8Iなども練習して引き出しを増やすつもりで練習されても良いでしょう。
違うクラブを使ってアプローチをしてみると、この方が簡単で楽!とか、フェースの使い方に気づきがあったりもしますね。
ティーショットのドライバーは、飛距離を意識したショットよりも、そこそこの飛距離のショットで2打目のショットに繋がっていた方が、結果のスコアが良い場合も再確認できる事も多いですね。
スコアカードを再確認して、今までドライバーのティーショットにこだわっていたホールも、ユーティリティーを使っても違う組み立てでパーセーブ出来たり、新しいマネージメントの発見などもよくありますので、ラウンド後の就寝前に一杯飲みながらの一人反省も、2度ゴルフが楽しめますので、是非おためしください。
ほとんどのトッププロはインタビューで何番ホールのショットは?と質問されても、すぐに答えられますよね!
私も意識的に初めて行くコースでも、1番ホールのティーショットから、18ホールの最後のパットまでを必ず回想しますが、記憶というのも慣れで、初めの頃は頭からひねり出して思い出していましたが、次第にすんなり思い出せるようになりますので、訓練のつもりでお試しください。