ゴルフのプレー中に、
「最近バンカーに入ってしまうと出ない」
「最近飛距離が落ちた」
「あのホールのあの池にいつも入ってしまう」
「あのホールのグリーンでいつも3パットしてしまう」
などの悪いイメージが本当に繰り返される不思議なことが、ゴルフではよくある事を実感されている方も少なくはないと思います。
良いイメージの時も有り、その良いイメージを定着させて安定させるのは容易ではない事も感じられていると思います。ゴルフスウィングやショットは、それでも良いイメージでフォーカスし続けないと良いスウィングやショットは、たちまち乱れてしまう事も実感されているのではないでしょうか。
良いイメージをフォーカスし続ける事と同様に大切なのは、『マイナスのイメージに気づく』ことでもあります。
マイナスのイメージは先に挙げたように、不思議とその方向に物事が流れてしまう事も多く、ゴルフのショットでは、気になった池や、気になるバンカーなどの、良くないマイナスの視覚イメージの力は強く無意識で身体がその方向に向いてしまい、結果気になった池やバンカーに入っていた経験をされている方も少なくは無いと思います。
『マイナスのイメージ』に気づいたら、
「結果が悪くても課題として練習しよう」
「チャレンジのつもりでもう一度」
「違う打ち方だったら?」
など、少しでも違う方向に意識を向けて、「多分そうなるな!」「やっぱり」
という体験を少なくして、少しづつでも成功体験に変えて行ければ、2回、3回と成功した時には「自信」に変わって行きます。
スウィングやショットは、この2回、3回の成功体験の自信が、「あの時はあのシチュエーションで上手くいったのだから!」という自信に繋がり、練習の方法やちょっとした気持ちの持ち方で変わってしまうことに気づく事も多くあります。
負のイメージやミスの確率の方が当然大きく、気持ちを「前向き」に変えても結果がなかなか良くならない部分もありますが、どのスポーツでも良いイメージ、思考ルーティンを整えるのも、身体を上手く動かすための練習の一つです。
あきらめずに『マイナスのイメージに気づく』気づき、を良い流れに変えるきっかけにしてください。