ゴルフのショットやスウィングに限らず、仕事や日常でもいつも行なっている反復的な作業ルーティンや行動ルーティンは、円滑に、かつ効率的に作業を進める為に大切です。
このいつも行っておいる反復的な作業ルーティンや行動ルーティンは、慣れによっての注意不足や、自動車の運転にもありがちな脇見運転やウィンカーを出さずに曲がってしまったり、ついスピードが出過ぎてしまったりなどの、慣れによる注意不足からの「いい加減な運転状態」の様な、注意散漫な状態にもなる一面も有ります。
何か一つ新しい『自分の課題』に集中する事で、当たり前の様に慣れすぎた思考や意識の緩みを、今新しい試みを、意識的に整えながら、「他の事を考えていたら習得出来ない」くらいの緊張感が、一打一打のプレーをより新鮮な意識で丁寧に行えるアンカーの役割りを果たしてくれます。
あまり思考や意識、身体的に負荷が掛かりすぎてしまう大幅なスウィング改造などは逆効果になりますが、常に意識していないと出来ない程度の『自分の課題』は、思考や心にプレー以外の考え無くても良い雑念や雑音が入る余地が無くなるので、効果的に使えると集中力や運動能力を気付かない内に良い状態で保ち易くなります。
具体的には、この「ゴルフの要素15項目」の「データ分析」でも取り上げたスコアと別に、毎ショットを記入して自分のゴルフの一打一打をそのショット毎に付ける方法は、自分のゴルフを再確認して受け入れながら付けること になるので、毎ショットを付けること自体が課題で、これからの『自分の課題』と向き合う事になるので取り入れて頂きたい方法です。
また、何回かプレーした事のあるコースならば、次のホールのホールレイアウトの詳細を出来るだけビジュアルで思い描き、自分の打つショットならばどう攻めるかをイメージしたり、グリーン周りのバンカーやラフ、行っては行けないエリアを出来るだけ詳細に思い出したり、グリーンの出来るだけ詳細なアンジュレーションや自分がパッティングするラインはグリーンのどのエリアから打ち易いか、などを思い出し、頭の中で映像化する事はこれからのじぶんのゴルフにも大きく影響するので、良い課題になると思います。
自分なりの課題を見つけてマンネリにならずに取り組みたいですね。