50y〜60yのアプローチは、一般男性ではサンドウェッジでのハーフショット。
女性の場合はピッチングウェッジでハーフショット位の振り幅で練習出来れば理想です。
女性でもヘッドスピードのある方は、サンドウェッジで打てればより良いですね。
男性のヘッドスピードのある方ならば、振り幅8時半位の振り幅でしっかり打てば十分かも知れません。
50y〜60yのアプローチは、トップをコンパクトにしてヘッドスピードをしっかり出してインパクトするとスピンの効いた玉になり易いので、やや低めの球筋でショットしても、グリーンではスピンが効いて「キュキュッ」と止まる玉になるので、コースでもピンを狙い撃ちする位のイメージで練習のメニューに入れたいですね。
このショットのメリットは、インパクト時に両腕をしっかりローテーションさせてフェースが閉じる瞬間のインパクトのタイミングを取り易く、アームローテーション、フェースローテーションの感覚を、両腕に負担をかけずに体感し易く、アプローチの実践をかねて練習出来る無駄の無い練習ということです。
アームローテーションでの腕を返す動きは、サンドウェッジ位の番手での50y〜60yは、ロングアイアンなどの様に両肘にかかる負担も少なく、捕まったボールを打つ時に必要な、目線の残し方、軸の回転の仕方、クラブの入射角とクラブフェースのフォロー方向、ボールとクラブフェースの打点なども意識し易く、自分のショットのヒントや気付きが得られる練習でもあります。