各番手のスウィングイメージ

パターを除く13本のクラブは、デシャンボー選手が使用しているようなワンレングスアイアン等も有りますが、一般的にはクラブの長さ、全体重量が違います。

スウィング中に感じるクラブバランスは同じでも、実際に5番アイアンとピッチングウェッジでは、5番アイアンの方がより意識しないとドロー系の球筋は打ち辛く、ピッチングウェッジでは意識的に打たなければフェード系の球筋は打ち辛いのは現実です。

また、クラブバランスが同じでも、スティールシャフトのピッチングウェッジと、カーボンシャフトのドライバーでは、意識しなければいけないポイントは違います。

スティールシャフトのピッチングウェッジでは厳密にはダウンスウィングの初期動作、切り返しから多少のスウィングテンポが速くなったとしても100y~120y位の距離でのブレはグリーンをこぼれたとしても、OBになる程のミスにはなり辛いです。

ドライバーの様なカーボンシャフトでのトップからの切り返しの初期動作での振り急ぎや速いスウィングテンポでは、シャフトが柔らかいほどインパクトのタイミングはブレ易くなり、200y以上の長い飛距離の間隔では少しのブレがOBになり得る曲がりになってしまうのは誰もが経験している事実です。

切り返しのテンポの速さを補うスウィング理論はありますが、ドラコンプロのような飛距離を目的とした専用のシャフトや、スウィング理論、訓練されたスウィングの前提が違う為、実際には前項で挙げた、ピッチングウェッジ、5番アイアン、ドライバーはそれぞれのイメージを持つことは大切です。

一般的なアベレージゴルファーの方のミスで、

ドライバーで最高に良い球を打った後に、ウェッジでダフってしまうシチュエーションがあります。

理由の一つに、一番長く、全体重量が軽いクラブから、クラブ重量の重い、短いクラブを使うときの気を付けるべきイメージが出来ていない時に出てしまうのも理由の一つです。

練習場で連続で打っている時には出来るショットが、1打打って、次のショットまでのインターバル(時間と距離の間隔)があり、違う景色で、違う距離、違うクラブを使うコースのプレーでは、クラブごとに気を付けなければいけないポイントがイメージ出来ていなかった時にもミスが発生します。

14本のクラブの全てを別にイメージする程では無いですが、ショートアイアン、ミドルアイアン、ユーティリティー、フェアウェイウッド、ドライバー、パター、くらいのくくりでのイメージの違いは明確に持っていた方が良いでしょう。

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