多くのトップアスリートがプレー前のルーティンを大切にしています。
その姿はトレードマークになる位、私達のイメージに焼きついていますね!
野球のイチロー選手やラグビーの五郎丸選手等は、私達の脳裏には直ぐにでも思い浮かべられます。
その他にも、数々のトップアスリートが実践してきたルーティンとは?
ゴルフで行う、プレショットルーティンをテーマに取り上げて見ます。
ルーティンとは、、、
決まった手順、お決まりの所作、
「 ルーティンワーク 」 業務上決まって行う作業
ゴルフで言うプレショットルーティンとは?
ショットを打つ前に決まった手順を行う事で、リズム、呼吸、集中を整え外界からの雑音や、自身の雑念を取り払い、距離、球筋、ショット自体に、よりフォーカスする状態を作る為の手順。
このプレショットルーティンには、
「 アンカリング 」と言う、状態コントロールの手法を応用して、パフォーマンスを発揮する為に使われる、心理学の手法が使われていると言われています。
プレショットルーティンにもちいる「 アンカリング 」とは、、、
① 上手く行った経験や、気持ちの状態が良くなった体験で、ここ一番で使いたい心身の状態を見つけます。
② 特定の刺激( アンカー )を決めます。
距離、方向、ターゲット、弾道をイメージして、ビジュアライゼーション、素振り、芝をクラブでポンと叩いて、ボールに歩みアドレス、ワッグル、
一連の流れそのものがアンカーであり、この中のどのタイミングで自分の意識にスイッチを入れるかがポイント。
③ 過去の状態の成功体験や気持ちの状態をつなげる。
と言った手法です。
成功体験の心身の状態を、「ルーティン」という「アンカー」の刺激でパフォーマンスの良い心身の状態に切り替える、、、
という手法です。
イチロー選手や五郎丸選手のトレードマーク的なルーティンには、
これだけの大切な意味のあるテクニックという事ですね!
皆さんも、過去のちょっとした成功体験の心身の状態をゴルフのプレショットルーティンにつなげて、よりゴルフを楽しんでください。