ゴルフに限らず体幹の強さは大切ですが、ゴルフのスウィングでは、体幹の強さが飛距離やショットの安定感に直結します。
体幹の強さは、フルショットに限らず、アプローチショットやパッティングの様な小さなスウィングにも大切で、ミスを誘発する手先だけのスウィングでは無く、体幹を使った軸のしっかりした動きに必要不可欠です。
ゴルフのスウィングの下半身の強さは、地面からの反力や上体をしっかり捻転してロス無くパワーを生むために必要な条件でもあります。
今回のテーマは『プランク(板)』、体幹の王道と言われる身体を板の様に真っ直ぐ伸ばし維持することで腹筋を中心とした体幹が鍛えられるトレーニング方法です。
プランクはうつ伏せになった状態で前腕と肘、つま先を地面につき身体を浮かせるエクササイズで、腰への負担も少ない為、安全で効果的に腹筋を鍛えることが出来るメリットもあります。
プランクを行う際のコツは、
1.手を握り、肘から握った手を床につける。
両手をそれぞれ床につけずに手を握って肘から床につけることで負担を分散し、全身を効果的に鍛えられます。より強度の強いトレーニングを行う場合は、両手を別々に手の平から床につけることでトレーニングの強度や効果を上げることが出来ます。
2.肩を引き込む
肩を身体の内側に引き込むことで背中の上部の働きを制限出来るので効果が上がります。首の痛みの原因などは、この背中の上層部の筋肉が要因と言われています。肩を引き込むことで耐久時間中の支えも強化出来ます。
また、別の連動動作として違うテーマでとりあげますが、
など、色々なバリエーションも行えるのでゴルフの様なスウィング中に色々な部位をより自分のイメージや再現性を求められるショットなど、正確に動くためのコーディネーション系(神経系)や連動性という要素も含まれているトレーニングも容易に行えるのでお勧めです。