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18ホールのプレー中には思考、判断するべきことが多く、自動化出来るポイントは自動化して思考や判断するエネルギーは、プレー中の一打の気を付けるべきポイントに集中したいですね。自分のショットの考え方や思考法などセオリーとして自動化出来る事柄をチェックしてください。
ゴルフコースは『手前から攻める』!?を考えて見ます、、、。
ティーショットでは、バンカーや谷や池、OBなどのペナルティーエリア、Par4ならば2打目でグリーンの見えるエリアが気になるところです。
池や谷、OBなどのペナルティーエリアは絶対に行きたくないので、ティーショットの番手を落として『手前から攻める』ことも必要なホールもあります。
左右のティーショットの落とし所が広くアゴの低いフェアウェイバンカーや、ボールが少し浮く程度のラフではティーショットのドライバーで多少曲がっても、しっかり飛距離を出してグリーンに近付いた方がパーオン率が上がり、バーディーのチャンスも多くなるのは統計で実証されています。
飛距離の出るプレーヤーの方の飛び過ぎは、林間コースやトリッキーなコースでは大きなミスに繋がり、そこからリズムを壊すプレーヤーも少なくありません。
トリッキーな狭いコースや、全体距離の少ないコースでのショットのマネージメントでは確かに『手前から攻めて』80パーセント程度の力感で18ホール無理なくスウィングし続けた方が心身のバランスも保ちやすく、スコアにも結びつく可能性も上がるでしょう。
ティーショットからの『手前から攻める』のかは、コースの種類や(林間、丘陵、山岳、シーサイド)コース設計家の特徴(例えばピートダイ、ロバートトレントジョーンズJr、井上誠一、加藤俊介)など全くタイプが違うのでそれぞれの設計家の特徴で心の準備が変わるところでもあります。
Par4の2ndショットの場合は『手前から攻める』のは効果的なのでしょうか?
日本に多見られる2面グリーンのコースの多くは、写真の様に、グリーンの左右から、グリーン奥にかけて林までの間隔も無く、曲がり幅や飛び過ぎは林の中のスタイミー(ターゲット方向が木などの障害物で狙いづらいボールの状態)な状況になってしまうので避けたいエリアです。
グリーン左右からグリーン奥からのアプローチを考えた場合でもピン位置によってはピンに寄せる事も難しい状況になる可能性は大きくなります。
バンカーを見ても、「アゴ」が高過ぎずに、ピンの位置が近くなければ寄せてワンパットの可能性も大きく、バンカーからグリーンに乗せさえすれば、3パットの確率もかなり低いでしょう。
次の写真は、海外の設計家の日本のホールです。
グリーンの左右から奥のグリーン周りも割と広く、傾斜次第ですが(グリーン奥から下りの傾斜がきつければ寄せ辛くもなります)設計家の特徴によっては『手前から攻める』のでは無く、ピンハイ(ピンの横の位置)まで打って狙って行った方がチャンスも多くなる場合も有ります。
『手前から攻める』はコースの種類(林間、丘陵、山岳、シーサイド)の特徴や、コース設計家の特徴などにもよるところが有ります。
雨量の多いラウンドで、グリーンの転がりが悪くなり、2ndを全部グリーンの手前で止めて、アプローチのピッチショットでピンに寄せてワンパットというスーパープレーを拝見したことも有りますが、アプローチを磨いて状況によっては『手前から攻める』は有効な手段ですね。
18ホールのプレー中には思考、判断するべきことが多く、自動化出来るポイントは自動化して思考や判断するエネルギーは、プレー中の一打の気を付けるべきポイントに集中したいですね。自分のショットの考え方や思考法などセオリーとして自動化出来る事柄をチェックしてください。