18ホールのプレー中には思考、判断するべきことが多く、自動化出来るポイントは自動化して思考や判断するエネルギーは、プレー中の一打の気を付けるべきポイントに集中したいですね。自分のショットの考え方や思考法などセオリーとして自動化出来る事柄をチェックしてください。
日本のゴルフコースのグリーンは「受けグリーン」が多いと言われています。
「受けグリーン」とは、ティーイングエリア方向、2nd3rdショット方向からグリーンを見た時に、グリーン奥からグリーンエッジの手前に向かって下っている傾斜のグリーンを言いますが、グリーン手前から攻めればグリーン面の傾斜が「受け」ているのでボールも止まり易いですが、グリーンの奥からはグリーン面が下っている為にボールが止まり辛い傾向もあります。
砲台グリーンでは、更にグリーン奥からのアプローチショットは芝の逆目の状態や、グリーン奥の林の影の為に芝の薄い土の見えるライや、ウェットな薄い芝の状態などでダフリ易い状況なども加わり、難易度は増します。
また、グリーンの奥に打ち込んでしまうと林の木々を避けるショット自体が難易度も高く、林の中は芝も無く土のライからのアプローチになってしまいます。木がターゲット方向を妨げるショットは「スタイミーなライ」と言われターゲットの方向を木で遮断されてしまいます。
更に悪い条件が重なると、グリーンの奥が谷になっていて、林に阻まれ、土の上からのショット、もしくはOBゾーンの場合も少なくはありません。
『グリーンの奥は危険』と言われる理由はこのような事もあり、危険な状況が多いので「セオリー」として知られてもいます。
海外設計家のコースにはこの「受けグリーン」ではない設計が比較的多くあると言われています。それぞれのコースの特徴でグリーンの奥の状況の違いもありますが、一般的に『グリーンの奥は危険』のセオリーとしての状況を再確認して「マネージメント」を磨いてください。
18ホールのプレー中には思考、判断するべきことが多く、自動化出来るポイントは自動化して思考や判断するエネルギーは、プレー中の一打の気を付けるべきポイントに集中したいですね。自分のショットの考え方や思考法などセオリーとして自動化出来る事柄をチェックしてください。